映画「シャーロック・ホームズ」のパイプ
映画『シャーロック・ホームズ』 3月12日より一般公開中。
2月20日「国際パイプスモーキングデー」、神戸の英国館で行われたパイプスモーキング・コンテストに審査員として参加。参加者はシャーロック・ホームズの変装をしてパイプをくゆらせるという趣向だった。その翌日、神戸大倉山にある神戸文化ホールで配給会社ワーナーブラザースによる『シャーロック・ホームズ』の試写会に招待された。
映画のストーリーはここで書くことはできないので、見どころだけを伝えたい。もちろん私のことなので、ロバート・ダウニー・Jr 扮する主役シャーロック・ホームズが使うパイプについてであることはご了承願いたい。
何しろこの映画は「パイプ」なくして最後の結末は成立しえない。全編にパイプが出てくる。パイプを銜えたままテムズ川に飛び込んで、頭を出す前にパイプがまるで潜望鏡のように出てくる。また、パイプの着火シーンが出てきて、それも正面からのアングルで、全体に真っ赤に着火したたばこを見せている。今までパイプの出てくる映画は沢山見てきたが、着火シーンを正面から見たことがなかったので、興味深く見た。なぜボウルの中の真っ赤の火種を見せるのかというと・・・・言えない。これが最後に繋がって「アッそうか」となる。ストーリーの展開の面白さも格別だが、われわれパイプスモーカーにとっても大いに楽しめる映画だ。パイプ党必見の映画であることは間違いない。
予告:この映画のパイプについて、映画の一般公開の終了後に、私なりのもう少し深い見解を披露したい。私が何を言いたいかを推理するのも一興。その時は「お付き合いください。」