パイプ用語
アルジェリアン・ブライヤー
Algerian Briar
アルジェリア北部の地中海沿岸部で産出するブライヤー。
フランスの植民地時代にヨーロッパの各パイプメーカーに輸出されていた。
独立(1962)後、軍事政権(1965)になってから輸出が衰退し、1970年代後半にはブライヤーの原料メーカーが廃業した。
2000年に入って一時復活したが数年でまたストップ。
戦前の英国の高級パイプは、アルジェリア産の素材が多かった。
1970年代の初頭、柘製作所にも一回だけ材料が入ってきたことがある。