デリンジャー

上下二連の小型拳銃「デリンジャー」のような個性的なデザイン。マニアックな見た目もさることながら、パイプとして世界初とも言える画期的な機能を秘めている。

特筆したいのは、煙道の長さ。まず、ボウル内で発生した煙が下のシャンクを通る。

本来のパイプはその先に吸い口があり煙道の距離はそこまでだが、このデリンジャーは、上下２段のシャンク内に「Ｚ」字状の煙道を設置。下段の煙が上のシャンクに登る機構になっている。通常の2倍以上になる煙道で、煙が柔らかくなるのは当然だが、２つのシャンクそれぞれに、クルクールか９ｍｍフィルターを入れることが可能。

ちなみに、クルクールは1本で１０ｃｍ以上の煙道と同じ冷却効果を発揮。

これによって、絶大なクールスモーキング効果を得ることができる。おすすめは２段ともクルクールを装填すること。金属製のクルクールを装填するのは、まるで銃に弾を込めるかのような感覚も味わえる。