手巻きたばこ:「ブラックスパイダー・ココナッツミルクジャグ」800円/30g入りの場合は、1本0.4g使用したとして10.67円。
巻紙:「ジグザグ・レッドシングル」110円/50枚入りの場合は、1枚2.2円。
フィルター:「ジグザグ・スリムフィルター」440円/50個入りの場合は、1個2.93円。
合計で1本15.8円。シガレットと同じ20本で何と316円で済みます。
※シガレットと手巻きたばこ関連商品の比較。
手巻きたばこの基礎知識
手巻きたばこで美味しく経済的に!
手巻きたばこにはメリットがたくさん。好みのたばこを経済的に美味しく愉しむことができる。
- シガレットと比較してコストを抑えることができる。
- たばこの量を調整して、経済的な喫煙ができる。
- たばこ本来の味わいやフレーバーを損なわない。
- パイプたばこ、葉巻葉などをブレンドし「オリジナルたばこ」が作れる。
- (例)
-
1箱570円のシガレットを1日に1箱喫煙した場合、1ヵ月で17,100円。
手巻きたばこを細く巻いて1日20本喫煙した場合、1ヵ月で9,480円。
なんと、1ヶ月で7,620円、1年で91,440円マネーセーブ。
巻き方を愉しもう! How to RYO
経済的に美味しいたばこを愉しめる手巻きたばこ。好みのたばこ、巻紙、フィルターを選んで簡単に作れる。手巻きたばこには器具を
使って巻き上げる方法と、器具を使わず指先で巻く2種類の作り方がある。巻き方もいろいろ愉しめるのが手巻たばこの魅力。
使って巻き上げる方法と、器具を使わず指先で巻く2種類の作り方がある。巻き方もいろいろ愉しめるのが手巻たばこの魅力。
巻器を使って巻く場合、気をつけたいのはシャグの量。多く詰めすぎるとローラーが回りにくく巻きあがりも詰まりすぎて吸いにくくなる。
目安は2つのローラーの中心線を結ぶ線よりやや上まで盛るくらいが適量。
目安は2つのローラーの中心線を結ぶ線よりやや上まで盛るくらいが適量。
-
- 1.シャグとフィルターを入れる
- 固定されていないローラーを持ち上げながら手前に動かし、シートを窪ませる。窪みにフィルターを端に、たばこを均等に詰める。
-
- 2.ローラーを手前に回す
- 固定されていないローラーを持ち上げ元に戻し、はみ出しているたばこは除き、ローラーを3~4回下方向に回す。
-
- 3.巻紙を差し込む
- 巻紙の糊面を手前にして、糊の付いていない方をローラーの隙間に差し込む。ローラーをゆっくり下方に回し巻き込む。
-
- 4.糊面を濡らし巻き込む
- 巻紙の糊面を残して止め、糊面を舐める。ローラーをゆっくり2~3回し巻きこむ。細巻きを作る場合は紙を引っ張りながらゆっくり巻き込む。
-
- 5.取り出して完成
- 最後に固定されていないローラーを持ち上げながら手前に動かし、でき上がったたばこを取り出す。でき上がったシガレットの先端からはみ出したたばこは取り除く。
ローリングマシーンは蓋を閉めるとシガレットが飛び出る不思議な小箱。作り方は簡単。フィルターとシャグを詰め、巻紙を添えて蓋を閉じるだけ。
いつでも好みの場所で手巻きたばこが簡単に作れる。シャグと巻紙とフィルターを入れて携帯できるのも便利。
いつでも好みの場所で手巻きたばこが簡単に作れる。シャグと巻紙とフィルターを入れて携帯できるのも便利。
-
- 1.蓋を開け窪みを作る
- 蓋を開け、裏側についているシートを奥にたるませフィルターとシャグを入れる窪みを作る。シートは指で軽く押さえた状態に。
-
- 2.フィルターとシャグを入れる
- 窪みにフィルターとシャグを入れる。シャグの目安は、細巻き、太巻きの使うフィルターで変わるが0.7g~1gが平均的。
-
- 3.巻紙を差し込む
- あらかじめ糊面を濡らした巻紙を糊面が手前で上位置になるようにシートとシャグの間に3~5ミリ程度滑り込ませる。シートは指で軽く押さえたまま。
-
- 4.ゆっくり蓋を閉じる
- 片方の指でシートの手前を軽く押さえながら、ゆっくりと蓋を閉じる。この時両手を離してしまうとシートの反動でシャグが飛び散るので注意。
-
- 5.溝から出てきて完成
- 蓋を完全に閉じると、手前の溝からでき上った手巻きたばこが自動的に出てくる。取り出して手巻きたばこの完成。
手巻きたばこの妙味はやはり手で巻いて愉しむこと。格好よく巻くにはそれなりの練習が必要。
しかし、この方法では、シガレットは綺麗なシルエットにするのが難しい。不格好な手作りシガレットも“手作りの味”として愉しむのが本来のスタイル。
しかし、この方法では、シガレットは綺麗なシルエットにするのが難しい。不格好な手作りシガレットも“手作りの味”として愉しむのが本来のスタイル。
-
- 1.シャグを乗せる
- 左手の人差し指と中指の間に巻紙を置きシャグ0.5g相当を均等に乗せる。糊の面が手前で上に、ついてない方が下になるように。
-
- 2.両手で形を整える
- 巻紙を上下に数回動かし形を整えた後、巻き込む。あらかじめ巻紙の糊の付いていない端を3ミリほど内側に折っておくと巻きやすい。
-
- 3.フィルターを差し込む
- 筒状になったたばこにフィルターをゆっくり差し込み、フィルターと同じ太さになるよう再度巻紙を上下に動かしながら巻き込んでいく。
-
- 4.糊面を濡らして巻き込む
- 糊面を濡らし、さらに巻紙を巻き込み接着。糊面を舐めるときは周囲に舌を見せないように配慮しよう。
-
- 5.トントンして完成
- 最後に手で若干形を整えて完成。吸い口とする部分を下に向けテーブルの上などでトントンと落すと、たばこが程よく巻紙内に収まる。
特別な巻き方でもっと愉しもう。
極細フィルターを2つ使ったもの、オーバル形などいろいろな巻き方が愉しめる。これが手巻きたばこの魅力。
ここでは特別な巻き方で話も弾む例をいくつか紹介。コミュニケーション・ツールの一つとして活用してみては。
ここでは特別な巻き方で話も弾む例をいくつか紹介。コミュニケーション・ツールの一つとして活用してみては。
-
- モテ巻き(with Roller)
- スリムサイズの巻紙とローラーを使い、センターにフィルターを二つ、両サイドにシャグを詰め巻上げた長い手巻たばこ。真ん中で割れば1本を2人で吸える。また、ショートサイズのたばこが吸いたい時にもお薦め。
-
- ダブルフィルター(with Roller)
- 喫味をマイルドにするためにフィルターを2つ使い巻いた手巻きたばこ。欧米で好まれている巻き方。バージョン違いとしてフィルターとフィルターの間にシャグを少量入れる方法もある。挟まれたシャグは最後まで燃えないため香りが持続する。
-
- オーバル(by Hand)
- 完成した手巻きたばこの両端を潰しオーバル型にしたもの。喫味に特に変わりはないが、横から見ると薄い手巻たばこに見え、スタイルを愉しむもの。キャンディ同様吸い口が小さくなるため、口の中にシャグが入りづらくなる効果も。
-
- 極細巻き(with Roller)
- ローラーで巻紙を巻き込む際に、少し外側に引っ張りながら巻き込むことで極端に細く巻いた極細巻き。少ないシャグでしっかりした喫味を愉しめるうえ、見た目もオシャレなので女性に人気が高い。シャグを詰めすぎると吸いにくいので注意。
-
- キャンディ(by Hand)
- 完成した手巻きたばこをキャンディーのように捻ったもの。名前はかわいらしいがツイスト状にすることで、煙の速度が速くなり喫味はストロング。また、吸い口が小さくなることで、口の中にシャグが入りづらくなる効果も。
-
- 裏巻き(by Hand)
-
巻紙を裏返しに使う巻き方。糊面を手のひら側にし、巻き上げたもの。
最後に吸い口を下向きにしたまま、巻紙の余白に火をつけて燃やせば完成。
ひと巻き分の巻紙で巻け、余分な巻紙を吸わない巻き方。上級者向け。
チューブマシーンで手づくりシガレットをつくる
既成のチューブを使うので巻く楽しみはないが、好みのシャグを手軽に愉しむには
チューブマシーンがお薦め。シャグの量は多すぎると上手くチューブに収まらないので注意を。
チューブマシーンがお薦め。シャグの量は多すぎると上手くチューブに収まらないので注意を。
-
- 1.溝にシャグを入れる
- 上部レバーを完全に左側の最後まで移動させ、適量のシャグ0.8g見当を溝に平均的に押しこめる。
-
- 2.チューブを差し込む
- チューブ差込口にチューブがとまるまでゆっくり差し込む。上部レバーを右側に2〜3cm移動させると、チューブをロックさせる。
-
- 3.レバーを右端に動かす
- チューブマシーン全体をしっかり片手で固定し、もう片方の手でレバーを右に移動する。完全に右端に移動すると、シャグがチューブの中に入る。
-
- 4.レバーを左端に動かす
- レバーをまた左側に戻す。完全に左側まで持ってこないと、ロックが外れず、チューブが抜けないので、最後まで戻す。
-
- 5.チューブを抜いて完成
- 最後にチューブマシンからチューブを抜き出してシガレットが完成。シガレットの先端からシャグがはみ出した場合は取り除く。
携帯チューブマシーンを使う場合
チューブを差込口にセットし、蓋を左右に移動させてシガレットを作る。
❶ 蓋を開く。
❷ チューブを差込口に差し込む。
❸ たばこを溝に均等に詰め込む。
❹ 蓋を閉める。蓋の上に突起しているストッパーをしっかりと摘む。
❺ チューブがロックされる。
❻ 下部の本体をしっかりと固定させて、蓋の上部にある突起ストッパーを摘んだまま、写真右方向に移動させる。
❼ 完全に止まるところまで移動させるとたばこがチューブの中に入る。
❽ 突起ストッパーを摘んだまま、もとの位置に戻す。突起ストッパーを放すと、シガレットができ上がる。
❶ 蓋を開く。
❷ チューブを差込口に差し込む。
❸ たばこを溝に均等に詰め込む。
❹ 蓋を閉める。蓋の上に突起しているストッパーをしっかりと摘む。
❺ チューブがロックされる。
❻ 下部の本体をしっかりと固定させて、蓋の上部にある突起ストッパーを摘んだまま、写真右方向に移動させる。
❼ 完全に止まるところまで移動させるとたばこがチューブの中に入る。
❽ 突起ストッパーを摘んだまま、もとの位置に戻す。突起ストッパーを放すと、シガレットができ上がる。
巻紙(PAPER)
手巻きたばこを作る上でもっとも重要なのが巻紙。たばこを巻いて巻紙の一片の糊面を濡らして接着します。紙の厚みや種類によって喫味も変わります。原料はヘンプ、リネンなどの100%天然素材。紙の厚さでフリーバーニング、スローバーニング等の違いがある。
- フリーバーニング:
-
製品シガレットと同じ速度で燃焼。紙の厚さもほぼ製品シガレットと同じ。
製品シガレットから手巻きたばこに移るのに違和感なく喫煙出来る。 - スローバーニング:
- 製品シガレットより燃焼速度が遅い。紙の厚みは薄い。ゆったり喫煙したい方、少々乾き気味のたばこが好みなスモーカーにお薦め。
- 【サイズ】
- レギュラーサイズ:
-
もっともポピュラーなサイズで、種類も豊富。
サイズ/(約)長さ69mm×幅36mm - 11/4サイズ:
-
レギュラーサイズと比較して約25%面積が広い紙。別名「125」
サイズ/(約)長さ76mm×幅44mm - キングサイズ:
-
シガレットのロングサイズ相当の長さで巻ける紙。
サイズ/(約)長さ98mm×幅53mm - スリムキングサイズ:
-
巻紙の中で最も長いサイズの紙。
サイズ/(約)長さ109mm×幅44mm - カットコーナー:
-
レギュラーサイズで底辺の角が切り取られている。
巻器のローラーに挿入しやすいように、角が斜めにカットしてある。
フィルター(FILTER)
たばこの葉が口に入らないようにスマートに吸える。メンソールタイプもある。
-
- レギュラーフィルター:
-
シガレットと同じ太さに巻けるフィルター。
サイズ/(約):直径7.5mm×長さ15mm
-
- スリムフィルター:
-
細巻用のフィルター。たばこの消費量もセーブできる。
サイズ/(約):直径6mm×長さ15mm
-
- ロールフィルター:
-
吸湿性に富む紙で、丸めて使うペーパーフィルター。
サイズ/(約):長さ60mm×幅18mm
はじめての方も簡単に手巻きたばこができる。使う巻紙のサイズでローラーも違ってくる。
-
- レギュラーサイズ・ローラー:
- レギュラーサイズの巻紙専用の巻器。
-
- 11/4サイズ・ローラー:
- 11/4サイズの巻紙専用の巻器。
-
- スリムサイズ・ローラー:
-
キングサイズ、スリムキングサイズの巻紙専用の巻紙。
サイズ/(約):96~109mmまでの紙に対応。
シャグ(SHAG)
手巻き専用のたばこ葉を「シャグ」と言う。刻み幅は細く(約):0.3~0.6ミリ程度。