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恭三郎の部屋

ROOM OF KYOZABURO

柘製作所代表取締役・柘恭三郎のブログ。

ベントレーがこの秋、いよいよ日本上陸!

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1919年創業のベントレーは、英国を代表する高級スポーツカーメーカー。今年の春、このブランドのたばこと喫煙具における日本国内販売の代理権を取得した。

 

パイプをはじめとするベントレーのたばこ製品は、これまでに何度もそのブランド使用権が譲渡されている。1990年代に使用権を持っていたスイス人は、デンマークのパイプ作家フォーマー(本名:ジョニー・ニールセン)にパイプの製作を依頼していた。2000年からはドイツのたばこ会社フォンアイケン社へ使用権が移るものの、パイプの製造については引き続きフォーマーが請け負い、クラシックシェイプを踏襲した比較的大人しめのフォルムで商品化していた。

 

しかしフォンアイケン社は2011年、ドイツのビュンデ市にあるシュスター社へ使用権を譲渡。2012年からは葉巻、2013年からはパイプたばこも手がけ、ベントレーブランドのたばこ製品はその幅を広げていった。

 

現在、ベントレー・パイプのブランド使用権はオランダのビッグベンへと移っている。今年9月にドルトムントで開かれる展示会で、新製品が発表される予定だ。そのデザイン画を7月の時点で見せてもらったのだが、今までのクラシックシェイプを基本コンセプトとしたフォルムとは違っていた。

 

出来上がり次第、弊社でも日本のパイプスモーカーにお見せしたいと思っているのだが、先方からは未だに完成したという報告が無い。9月1日の国際記者発表まで我慢するしかないか…。約束だからしょうがない。堪え性の無いあっしなので、しゃべれないのは辛い。

 

1988年の春、ベントレー・パイプの立ち上げ直後にスイスへ行き、商談をしたことを思い出すと感慨深いものがある。まあ、日本での発売は10月になると思うので、それまで一緒に我慢しましょう。