ピーターソン
19世紀アイルランドのダブリンでドイツ人のカップ兄弟によって設立。当初はパイプとたばこの販売でスタートしたが、1878年にラトビア出身のパイプ職人チャールズ・ピーターソンを招き、パイプの製造を始めた。1890年、内部にジュースを溜めるスペースを設けて特許を取得した「ピーターソン・システム」のパイプを発売。1898年には、リップの煙道を上向きにした「ピーターソン・リップ」が開発され、これも特許を取得した。さらに、シャンクに金属のマウントを取り付け、吸い口をテーパーにして接続する独自のスタイルを確立。この接続方法をアーミーシステム、吸い口をアーミープッシュと呼び、同社の殆どのパイプに採用している。100年以上経った現在もピーターソン独自のシェイプを守り続け、時代を超えて世界中で愛されている名物パイプである。
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